予防鍼灸研究会は人間学を学ぶ場でもあります。人々が悩む疾病の理を明らかにし、国民の健康維持と疾病予防に貢献することを目的としています。本研究会がカバーする分野は多岐にわたりますが、中でも我が国の高齢化に伴う老化や慢性疾患を抱えた人々の健康増進、術後の体力回復、栄養や睡眠など誰にでも関心のある問題を掘り下げ、更にはALS、PD、ADなどの神経難病・その他の難治性疾患にも取り組みます。
現会員は、全国各地から脳神経内科・精神科・漢方・栄養・鍼灸・あんまマッサージ指圧の分野と加えて本会活動に関心を寄せる学生から成ります。研究会は、年1回の特別例会と年4回の定例会を中心にオンラインで開催されています。
本会の趣旨に賛同される方々の参集を歓迎します。
最新情報
第23回定例会

- 日程
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2025年11月30日(日)
13:00 〜 16:30
- テーマ
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ジストニアの臨床最前線 ~西洋医学と東洋医学の視点から~
プログラム
第1部:症例報告
- 小川病院「糖尿病/物忘れ」教室の10年間の成果一症例
講師:足立克仁 (小川病院糖尿病/物忘れセンター長・NHO徳島病院名誉院長)
- PC作業で生じる手指から前腕の違和感に対する鍼灸治療
講師:喜島顕 (喜島鍼灸院 院長)
- 特別企画「ミニ鍼灸万博」
第2部:基調講演
ジストニアの診断と治療、病態
講師:宮本亮介 (徳島大学病院脳神経内科・特任講師)
第3部:教育講演
ジストニアに対する鍼治療
講師:谷万喜子 (関西医療大学 保健医療学部 はり灸・スポーツトレーナー学科 教授)
第4部:総合討論